少年よ、君は
何度でも その壁を乗り越えれば良いさ
昨日は少しだけ、乗り越えたことを咎められただけさ
嘘は何度でもついて良いし
それを悔やむことはないよ
嘘をついたことで何が消えていくのか
ただ それを知っていればいい
何も考えてなくても良いよ
今日が昨日になったときに
そんなコトもあったっけなって
またあのときと同じ笑顔を見せてくれればいい
貴方にとって大事な人ほど
すぐ そばにいるのって
君は気付いていたはずなんだ
人間は 死ぬために生きてるんだと
いいかけて やめたあたしに
君は まきさんだって弱いくせにと
そのときばかりは
あたしのことを全て知ってるような顔して
あたしは答えないで 君を一度だけ抱きしめた。
少年よ、君はこれからも
逃げるときに 誰かに頼りたいと探すんだろう
そのときに間違わないなら
もう一度だけ、あたしは手をさしのべるから
とりあえず、ねぇ
自分だけは裏切るなよ。
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