6時半におきて、7時45分のバスに乗って学校に着いたのが9時ちょっと前。
ケータイでFM聴きながら、普段よりはすいているバスにのった。
式場について、周りを見渡すと、卒業式と何一つ変わらない会場。
「卒業証書授与式」って言葉を「入学式」に変えたくらいだ。
でも、そこには定年退職した先生とか、学校をやめた先生はいない。
入場してきた人も、3年間見慣れた先輩達じゃなくて、おどおどとした年下。
もう忘れたって言ってたのに、なんだかその場に先輩がいないのを想い出して、なんだか急に切なくなって。
先輩と同じクラスだった人が専攻科に入学とかしてて、やっぱり先輩はいないんだなって…。
今でも先輩と連絡がとれる人が声をかけてきて、「心配してるって伝えてって言われたよ」って言ってきた。
嘘つき。心配なんかしてないくせに。
でも憶えていてくれたと、声をかけてくれたと凄く嬉しくて。
もう1ヶ月前のあの切ない気持じゃなくて、程良い懐かしさに変わってしまったけど。
先輩はいなくても。あたしは此処に居る。
帰り際、友達に言われた英文法の本を買ってきた。
給料日前でお金ないのにって怒られた。
でもちょっとやる気が出た気がしたから、まぁいいかな。
これから身上調査書を書いて、ちょっと一眠りしようかな。
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