人の体のことをこんなに心配したのはうまれてはじめてだ。
具合が悪い人をみても「あたし体弱いんだからうつすなよ」とか
そんな冷たい事しか考えた事なかったのに。
素直に、心底心配だ。
やらなきゃいけない事もたくさんある、
はやく連絡をとって決めなきゃいけない事沢山ある。
協力者の片割れは今日あたしの隣に何故かいたけど
話しかける気分には成らなかった。
だってあたしは片割れの為に頑張ってるんじゃないんだもん。
あいつの為？違う…あの男の為。
無感情な目で、目があっても絶対にそらすことなく見つめてくる、
あの男の為。
そう言い聞かせて、無理矢理納得してる。
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