昨日初めてその人がそうだと認識して話したのに
ずっと前からやっぱり知ってたみたいな
誤魔化しとかそういうの嫌いな君は
本当はあたしなんかと節点を持たない方が幸せだったのかもね。
ずっとメールをしていて
無駄話とか 見え見えの嘘ついてたとか
一体何があったんだろう？
どうして君からこんなに広がったのだろう
一度犯した過ちは輪廻のごとく巡り巡って
やがて自分に戻ってきて
そしてあたしはそれをひたすら
君たちが満足する形で飲み干した
いつまでもそばにいられると思っていたけど
我慢の限界がきてそれであたしは
本当なら今日で２年目の記念日だったあの人を
無惨にも捨て去ってしまったのだろう…
餓えた男を飼い慣らすような冷徹さか
たった一人の人に尽くしきれるような従順さか
それとも 誰かに愛されるような
そんな人間になりたかった。
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