最近また何でだろうね
こんなにも 青い空が見えなくて
あの頃のあたしを知っている人が
あたしのことをなんて思っているかなんて
なんて言っていたかなんてさ
痛いほど，昔からよく知っていたよ
一度決めたコトだから
そのままでいなきゃいけない
いつの日からか
他の選択肢を探すことを
あたしは諦めていたんだ
自分をそのように見せるのは簡単で
でも結局そうやって手に入れたものは
本当の意図なんて無視して空を舞う
この選択肢を貫くための強さとか
理由とか 守りたいこととか
いつの間にか全部必要なくなっていて
そんな頃のあたしを知らないからって
そんな風に近づいてこないでよ
あたしはこんなにも汚い人間だから
結局は裏切ってしまう
絶対 そうなんだから
その「君たちの知っている」あたしが居た頃に
臆せずに 誰か一人でも一歩踏み込んでくれてたら
きっとこうやってぐちゃぐちゃになったり
あのときの自分を否定したり
そんなことも，なかったのかな？
みんな あたしのこと一目見たら
自分の目の前に居る人が本当に「その人」なのかを疑う
そんな目であたしのことをもう一度見る
私はその目が怖くて 「その人」になろうとする
それ以外の自分でいてはいけない
いつからこんな臆病になったんだろうね
決まってみんな二言目にこういうんだ
「如何してあいつとあんなことに…？」
それはね，君と違って，私に触れようとしたからなんだよ
君たちの言う「あいつ」は
やっぱり同じ目であたしのことを見たけれど
そのあたしの中身を探ろうともしていたんだ
だけどねぇ
最近，気がついたコトがあってね
あたしが昔どんなに汚かったかとか
どんなに間違ってることしてたかとか
そんなこと 全部関係無しに
あたしを見てくれる人がいるってコトなんだけど
その人はいくらあたしが噛みついても
何をしてても 平等に見てくれる人で
そんな人に出会えるってのはホント感謝としかいえなくて
これからも迷惑かけ続けるかもしれないけど
迷惑かけた分 自分成長しなきゃって思うんです
それともう一人
私の汚い部分を見せる前に
壊れてる部分を見せてしまった人がいてね
あたしはその人の辛さっていうか
ああ，あたしでもそうなるな…って思う部分が多くて
だからこそあたしみたいにダメになって欲しくなくて
あたしに出来ることって，何もないのかもしれないけど…
ないかも，できないかも，なんて言ってたくない
その気持ちを，裏切りたくないって思ってるよ．
ああ，何でだろうね
だからこそ，あたしは元に戻らなきゃいけない
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